祝完全復刻、オマケつき(評価:)
まず、このアルバム自体のことです。今からさかのぼること28年ほど前、15歳のときでした。高1の自分にとってこの2枚組みのLPを買うことはひとつの決断でした。(当時4000円だったかな?)しかしそれが私と彼との出会いとなりました。その後いくつかのライブアルバムが出ましたのが、しばらくの間は「ジョン・デンバー・ライブ」といえば1974年にロスアンゼルスで収録されたこのアルバムです。私はこの2枚組みを二組所有しておりました。最初のは擦り減って音が悪くなったためでした。それだけよく聴き、このアルバムによって、彼の影響を多大に受けながら私は人格形成を行ったのです。価値観・ものの考え方だけでなく、音楽でも影響を受け、このアルバムの表紙に載っているのと同じ(厳密には当然数段下のモデルでギターをその後所有しました。Annie's SongやTake Me Home, Country Roads, Rocky Mountain Highといった超有名な曲がもちろんたくさん入っていますが、私は特に最後のThis Old Guitar、Rhymes & Reasons、Matthewといったちょっと渋めの彼の人生のストーリーをあらわした曲に惹かれるし、よく口ずさみます。タイトルに「祝完全復刻」としましたのは、以前にCD化されたものはライセンスか何かの問題で、含まれ得なかったいくつかのタイトル(TodayとBoy from the Country)があり、それも晴れて入っているからです。そして、オマケというにはデラックスですが、このアルバムで初めて追加収録されたコロラド(Red Rocks)での前年のライブの6つのトラックもファンにはたまらない付加価値となりました。これはほぼ同時期のライブとのことですが、彼は恐るべき終始一貫性で同じようなことをしゃべっているということ、こちらではより12弦ギターを多用していて、ちょっと荒削りな感じ、録音も何かよりプリミティブな感じになっていて、面白いです。とにかく彼の当時のコンサートの雰囲気がよく伝わります。ファンは当然、これからという人も、ぜひここから彼の世界に入ってください!!