あじわいある詞世界(評価: )
自主製作のアルバムです。タイトル曲は、「今日もまただめだった気がする」というところに共鳴して聴いてきました。音楽がつねに前向きで集団行進してるみたいな、そんな体育会系のような音楽(あえてバンド名は書きませんがミリオンセラーなんだよないつも)の極北にあるアルバムです。タイトル曲や「中道商店街」は、やわらかな電子音の中で歌われていて、ライヴ音源で親しんできた身には意外でしたが、これもまた佳いです。もともとの詞がいいですからね、どんな形態でも聞かせるのです。ほかの曲も、いかにも友部という言葉の紡ぎが見られて、さすが和製DYLAN。(遠藤みちろうは70年代にDYLANよりもずっと友部に影響を受けたと言っておりましたが。)「釧網本線」という曲も入っていますが、これも佳曲。北海道のかたには、また特別なひびきのある曲名ではありませんか?それから「ぼくは君を探しに来たんだ」も入っていますが、数あるテイクの中でこれがベストだと思います。友部はほんとうに偉大ですよ。星5つであります!
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