さりげなく日常を流す感じですね。(評価: )
このCDを買って、実のところ最初はあまりピンとこなかった。あまりにも真正面から捉えられた真ん丸のコーヒーカップ。タッパンジーという「レーベル」のコンピレーションとはいえ、殆どボブ・ジェームスの曲ばかり。ハッキリ言って、もっと数の出ているであろう普通?のボブ・ジェームスのベスト盤とどちらを買おうか、店先で迷った。 しかし、良くも悪くも私にとっては、自分の年齢の半分以上も長く愛聴してきた角松氏の作である。・・・結局気になって、というよりは今を逃したら手に入らないのではないかという、キープ根性で買ってしまった。 CD中には、ポピュラーでTVのバックに普通に流れていても違和感がなく、フュージョンファン以外には名前さえ気にさせないような、わりと穏やかな感じの曲が続いている。結局、ボブ・ジェームス氏の今年の新譜「Morning,Noon,&Night」と一緒に買い、それととっかえひっかえ何度か聴いているうちに「夢~」(夢のマルディグラ)から始まって、「ストローキン」「グッド・モーニング!」で終わる曲順は、夢うつつのところを叩き起こされる感じ(笑)で、ジャケのような目覚まし用の熱いコーヒーと一緒に、余裕のある朝に味わってみたら、いつもと同じ毎日の中にも少し穏やかに自分を保つ指標のようなものを確認できるような気がした。 ・・・まったく個人的な思い入れ(思い込み?(笑))と解釈ながら、そう思ってからは、なんとなく、このCDも気に入ってきた。最初はイマイチでも好きになっていく場合は、多分、飽きずにずっと持っていられると思う。 どれも良い曲ではあるけれどちょっと前の年代の作が多い。
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