M.S.G始動(評価: )
UFO、スコーピオンズに別れを告げ、ようやく(?)自ら采配をふるうことができるグループM.S.Gを旗揚げした記念碑的な作品です。無論、単なる"記念"という意味だけなく、70sハードロックと80sハードロックの橋渡しを成しえた作品でもあるのでは?と考える次第です。
リスナー側にも色々と"好み"はあると思いますが、殊、日本マーケットでの人気はかなりのものであったと思っています。
本作('80年作)におけるM.シェンカー(g)のプレーを一聴戴ければ、1)ベーシックを疎かにせず、2)特有の"美意識"を組み込んだ、そのメロディラインは誰も追随できない独自の世界です。過多な演奏技術のひけらかしなどなく、”音飛ばし”を巧く使ったフレーズ構成には、当時のギターキッズ(含む、私 (^^;)も熱中しました。
M.S.Gライブでの定番になっている[1]や[2]、UFO時代の"リップスティック・トレーシー"にも似た美メロの[4]、ギターキッズ誰もがコピーしなきゃ!という強迫観念にも似た(^^;焦りを覚えた衝撃の[6]等など、ハードロック名盤の名に恥じぬ出来栄えです。
レコーディング・クレジット上は、G.バーデン(vo)、C.グレン/M.フォスター(b)、D.エイリー(key)、S.フィリップス/C.パウエル(ds)の布陣になっていますが、ライブとしてお目見えした時には、C.グレン、C.パウエルで固まっていたかと思います。
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