ふわふわとした日常の繰り返しだから。(評価: )
疾走感とか緊張感とかは縁遠い世界。ヒーリングまではいかないけど、 このくらいのスピードでいければいいかな、て思える。‘フェイストゥエース’にはそういう曲が多い。例えば、 アーティスト自身の気持ちを表現して、その共有感を高める曲を抽象的絵画というのであれば、‘フェイストゥエース’の曲はまさに風景画といえるかもしれない。 抽象画のような「どうだっ!」っていう勢いや押し付けは全くない。 ごく日常にある景色をそのまま歌にしている。 夕暮れ時だったり、小雨の風景だったり、街並だったり林の中だったり。 その風景画(歌)から感じとれることは千差万別ではないだろうか? メッセージ性が乏しいとか言われそうだけど、それでいいんじゃないかな? 世の中って必ずメッセージがあるわけじゃないし、 正解とかを必ず教えてもらえるわけじゃないし、 実際にふわふわとした感覚の上に立っているのだから。 今回のアルバムも、そんなフェイストゥエースのスタンスが見えて、 いろいろと思いめぐらすのも楽しめる。
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