ハーモニーがとっても面白い。(評価: )
ジャニスの第2期を締めくくるアルバム。
あれだけヒットしていたのにもかかわらず、
このアルバムの頃にはすでに過去の人になっていた感がある。
しかし音楽はまったく衰えることなく、
これまでの色々な実験を通り抜けてきた年季と巧さがある。
しかもアルバム全体が明るい。とても気持ちのいいアルバムだ。
第1曲目・第2曲目と、ハーモニー一杯の楽しい曲で始まる。
いずれもとてもキャッチーな旋律が親しみやすい。
特に「リメンバー・イエスタデイ」は、この次の作品となる、
ほぼ自己出版に近いアルバム「アンクル・ワンダフル」の楽曲に
繋がっていく曲だ。
第3曲目「愛はめぐり逢い」は本当に面白い曲だ。
自分の声の多重録音を駆使し、ユニークなコーラスが楽しめる。
一番好きな曲は第4曲目で表題曲の「瞳はゆれて」。
ジャニスお得意の穏やかで切ない仕上がりになっている。
全盛期のジャニスの名曲を彷彿させる歌詞も嬉しい。
LP時代ならB面となったであろう第6曲目からは、
アルバムとしては少しまとまりがない感じがするが、
一つ一つはじっくり聞き込める曲だ。
「ナイト・レイン」は幸せさが空回りしていたアルバムだが、
このアルバムはとても充実した内容の、明るく優しいアルバムだ。
この評価・レビューへの支持:投票総数 2件中 2票の支持
|