とってもいいですね(評価: )
10種類の千の風とちひろの絵が、聴く人の周りを優しく癒してくれます。
私は正直なところ、「同じ歌を11回も聴いていたら、6曲目辺りからもうヘトヘトになるのでは?」 と思っていたのですが、見事に予測を外してくれました。
中島啓江さんや新垣勉さん、日野原重明先生までがこの作品に関わっておられたとは、改めてこの作品の質の深さを感じ入ります。
秋川雅史さんは別に出されていますが、ことCDについてはこの方が上に思えます。秋川さんは、ステージでのあの迫力ある歌唱こそ、最高に思えるからです (こちらも入手しました)。
オリジナルの詩は1905年生まれのアメリカの詩人、メアリー・フライの原作ですが、日本語訳とは若干ニュアンスが違います。私は原詩にもっと忠実な方がいいと思うのですが‥。
彼女は2004年に99歳で亡くなっています。感性の高い方で、自作の詩に著作権を取ることもなく、そのことによってより長く、より多くの人々に愛されました。 詳しくはタイトルでぐぐれば直ぐです。
若い方には勿論、近しい方を亡くされたご経験のある方であれば尚のこと、大勢がお集まりの際、また一人でゆっくり聴き込むにも、最適の作品だと思います (お坊さんや石屋さんの間では あまりウケが良くないとのことですが)。
私も、大正生まれの父の命日には一日中流しておりました。 今頃どこを吹いていることやら‥
ご参考までに、新井氏翻訳のこの曲が発表される直前、同じ原詩を より忠実な形で翻訳された盲目の歌手、塩谷靖子(しおのやのぶこ)さんが、「千の風」 という別の楽曲を録音されています。
久し振りに 「買ってよかった‥」 としみじみ思えた、洗練された1枚です。
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