珠玉のライブ。(評価: )
レコード盤では元々2枚だったWhitesnakeのライブアルバムを一つにまとめ、
デジタルリマスターリングされたCD。
一つは1980年のハマースミスオデオンライブで、Live in the heart of the ctyというタイトルで発売されていたもの。
もう一つは1978年の同じ場所でのライブ、タイトルはLive at Hammersmith
これら二枚を上手くミックスし、違和感無く仕上げてある。
音質も向上し、聴き応えがあるCD、かつて日本の企画で発売されたライブアルバムから買い換える価値は十分にあると思われる。
Whitesnakeといえば、この時代を頂点と考える世代も多いだろう。
これ以降アメリカのマーケットを意識し、LAメタル化していくが、
この時代、ブルースを基本とした伝統的ハードロック最後の継承者としての形は、
本来David Coverdaleが最もやりたかった形なのではないかと思う。
これ以降のWhitesnakeしか知らない世代の方々にもお勧めできるCDです。
余談だが、Whitesnakeは1980年8月に開催されたレディングフェスティバルでのトリを勤めている。
その際のライブ音源はBBCを通じて当時国内でも二度ほど民放FN局で放送された。
曲の内容はこのライブCDとほぼ同じだが、フェスティバルのトリということもあり、
会場のヴォルテージは、まさに沸点と化した状態でのWhitesnakeの登場は、メンバーとオーディエンスのレッドゾーンを大幅にに振り切り、すさまじい怒涛の演奏を残している。
これはパワー、ノリ、エモーショナル、全てに於いてハードロックの歴史に残るライブだったと感じている。
しかしこの音源は全世界を通じてまだ一度もディスク化されていない。
40歳代の方の中には、FM放送を通じてテープに録音した方もおられるだろう。
そして一発でWhitesnakeのファンになり、Live in the heart of the ctyのレコードを買ってがっかりされた方も多いと思う。私もその一人です。
しかしこのライブCDの出来が悪いわけでは決してなく、むしろ優秀と言っても良い。
80年レディングフェスティバルでのライブが凄すぎただけだ。
一日も早いディスク化を望んでいるのは私一人ではないだろう。
無論多数いるとは思えないが。
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