はじめての女歌も…カバー曲が秀逸です。(評価: )
年に一度のお楽しみ”演歌名曲コレクション”。
8集目の本作品は、オリジナル6曲カバー6曲からなり、
男30歳の匂い立つような爽やかな色香に満ちている。
特にカバー6曲、全て女性歌手の女歌で聴き応えがある。
「涙を抱いた渡り鳥」はきよしくんの得意とする
メジャーな股旅もの。
恩師松井先生の作品「未練の波止場」のせつなさや
「東京だよお母っさん」のきめの細かな表現には拍手。
中でも「アカシアの雨がやむとき」と「石狩挽歌」は
新しい魅力で輝く、懐の深さを感じる歌唱で、歌手
氷川きよしのデビュー9年の成長と、今後に大きな
期待を抱くことができる。
オリジナル曲は”ふるさと”がテーマとのこと。
懐かしさが甦る、歌詞と旋律に出会える。
ただやはりアルバムならではの、ある意味冒険も
して欲しいという思いも強く残る。
ジャケット、フォトブックともに、真っ白な衣装の
きよしくんと、白い花々で埋め尽くされ、美しくセクシー。
デビュー10周年を前に、これだけピュアな雰囲気を
もち続けているきよしくん。彼の歌のキャンバスが
これからどんな色に染まっていくのかを楽しみに
このアルバムを聴いている。
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