作られすぎたような、自然な路線のような(評価: )
多面性のある感情表現豊かな女性・アラニス・モリセット。
今作は、愛していた人に対する怒り、世の中に対しての怒り、を込めた楽曲があり、
1stの「ジャグド・リトル・ピル」の頃を彷彿とさせるような勢いに満ちています。
しかし。その表現はプログラミング・サウンドの多用、という手法になりました。
以前は、ロックの延長としてアラニスを聴いていた私は、ああ、変わってしまったな、と思いました。
アーティストの何をもって好きかとするのは人それぞれですので、
別にロックがなかろうときっとアラニスの本質には関係無いのでしょう。
しかし、あの圧倒的な歌声はノイジーな音に紛れてしまうにはもったいない、と私は思いました。
ピアノの曲は、極端に研ぎ澄まされた本当にいい曲でした。
いい脚本なのにキャスティングが悪い映画を見たような、しっくりこないものが残りました。
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